Tag und Nacht

写真、日常、ときどき旅

カメラ探し〜その2〜

激務の一週間が終わった…
本部から視察が入ると、あれやこれや指摘を受け、是正指示の対応に追われ、日常業務が回らなくなるのです。
それでも案件の期限はいつも通り…ひたすら締切との戦い。毎日22時帰り。それでも22時ですもんね。しかも今の職場は田舎なので、通勤は車で10分とかだし。都会に行くと通勤だけで1時間2時間って方もいっぱいいるんだろうなぁ。世の中のお父様方、尊敬します。

(私的)激務からの解放感に浮かれているので、このテンションのままだらだらとカメラの悩みが解決した経緯を記していこうと思います。
※全て書き上げてから読み返してみて、あまりに長文、しかも文字ばかりのつまらない記事になっていたので、ところどころiPhoneで撮った適当な写真を載せました。内容とは全く関係ありませんが悪しからず。笑



話は今月頭まで遡り。
私のCX4を妹に貸す代わりに、妹のGF2を借りるという提案を放棄し、なのにちゃっかりCX4は妹に奪われ、本当にサブカメラがなくなってしまいました。今月末には妹との沖縄旅行も控えているので、それまでにはなんとかしたいところ。先週はお盆で仕事も定時で上がれたので、数日かけて、仕事帰りに近所の家電量販店巡りをしました。

ひとまず値段やカタログスペックなどは何も気にせずにざっと見て回って、気に入ったものをいくつかピックアップ。
その結果、候補に上がったのは、
の3つ。
ちなみに今回カメラを探す上での条件は以下の通り。
  • 初期投資が多少かかってもいいから長い目で見てコスパの良さそうなデジタルのカメラ
  • 現在メイン:サブの使用頻度8:2程度を5:5からせめて6:4くらいまでにはしたい
  • それなりに納得のいく画質
  • コンデジくらいの小さく軽い機動力
  • コンデジのディスプレイがきれいだった(92万ドット)ので、同等もしくはそれ以上
  • ストラップ取り付け部は三角環タイプ
  • モードダイヤル
  • 本体にWi-Fi機能
  • レンズ交換式
  • ファインダーの有無
  • タッチパネル不要、チルトディスプレイ不要
  • 予算は5万円程度


なぜ撮ったのか覚えてませんが、寝起きに部屋から撮った空の写真。笑
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E-P5

これはデザインがとても気に入りました。現在のメイン機ariaの前に使ってたOLYMPUS PEN FTを彷彿とさせるデザイン。PEN FTはデザインがとてつもなく好きだったカメラなのです。(PEN FTは現在でも所有しているのですが、持病のミラーアップを発症してから修理に出さないままもう何年も経ってしまった。ariaの明るいファインダーに慣れたので、あの暗い小さなファインダーを覗く気になれず、修理にはもう出さないと思う。売却しようかなぁ。)

画質の評判よし、ミラーレスだからファインダーはないけど、外付けEVFがつけられる(ただEVFは画面に酔ってくるので嫌いです)。液晶画面は文句なしの3インチ104万ドット。私が不要に思っているチルト式、タッチパネルも付いてはいますが、これはOFFにできるのかな。この辺調べてないからよくわかんない。モードダイヤルもちゃんとあるし。それから2ダイヤルっていうのもいいですよね。設定がかなり細かくきくらしく、操作性はかなりいいかも。本体にWi-Fiもついてるし。ただ気に入らないのは大きさ重さと値段。結局ariaと変わらない大きさ重さであれば、持ち出し頻度はそう増えない気もするんですよねぇ。フィルム愛好家としては、デジタルの良さはなんといってもそのお手軽さ。たくさん撮れる、さりげないどうでもいいものも撮れる。こういう使い方を求めるのであれば、やはりコンパクトでお手軽なのが良いのかなぁなんて思うのです。値段も高いし。ネットの最安値がボディのみでも7.5万円程度。安月給の私には沖縄旅行までには手が届かない。



母からのお土産、ミスドのクロワッサンドーナツ
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GM1

これもまずデザインに惚れました。
そしてなによりこのコンパクトさ!
後述するX20はコンデジなのですが、それより小さい。なのにミラーレス一眼。そしてマイクロフォーサーズ。なにこれ最高。
画質の評判もとても良いです。液晶もこのコンパクトさでE-P5と同じ3インチ104万ドット。タッチパネルではありますが、チルトは付いていない。モードダイヤルもある。ここまでは理想通りですが、最大の難点が。小ささゆえに操作性を犠牲にしている感じがするのです。すぐ画面に触ってしまい、反応する。まあこの機種はタッチパネルOFFにできるみたいなので、設定変えればいいだけの話なのかもしれません。あとホットシューがないので外付けEVFは付けられません。あ、でもWi-Fiはついてる。
いいなぁと思ったのは、サイレントシャッター機能がついてること。とあるどこかのSSを基準に、電子シャッターに切り替わるとかなんとか(きちんと調べて書こうともせずすみません)。
気に入らないのは、ボディ単体での販売がないこと。カラーがブラック、シルバー、オレンジ、ホワイトとあるのですが、ブラックのみキットレンズも黒、あとの3色はシルバーのキットレンズなのです。個人的にはオレンジのボディに黒のレンズを付けたい。
とか色々言ってますが、やはりこの携帯性はかなり魅力的。これなら先輩の結婚式でも、間違いなくパーティバッグに入るだろうなぁと思いました。価格はレンズキットでネット最安値が5.2万円程度。まあ出せなくはない。出せなくはないけど、やっぱり先日結婚式のもろもろを揃えた出費が響いて痛い…



横浜へ行ったときの。カメラを持っていなかったのでiPhoneで限界に挑戦した。飛び跳ねる女子高生たちがいい味だしてる。笑
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X20

このカメラの気に入ったところは、まずFUJIFILM機であること。メーカーさんによって色の出方に個性があるとはよく言われることですが、私はFUJIFILMの色がとても好きなのです。それにFUJIFILMさんはどんどん応援して、これからもばんばんフィルム売ってくれないと困りますし。笑
なにより気に入ったのがファインダーが付いていること。しかもOVF!EVF嫌いの私には持ってこいだ。このOVF、やはり人によってはおもちゃレベルだとかパララックスが大きいとか色々おっしゃいますが、私にはスナップ用ならこれで十分だと思いました。前モデルのX10は構図確認のためにしか使えませんでしたが、X20ではかなりパワーアップして、ファインダー内表示が出るようになっています。それにこのOVF、ちゃんとズームに合わせて画角が変わるのです。まあパララックスが〜と言われてしまうとその通りではありますが。ズームといえば、このX20にはもっと気に入ったところがあります。レンズの鏡筒部分を回してズームする、というコンデジには珍しい方式が取られています。ファインダーとこのズームのおかげで、小さいながらも一眼レフと同じ撮影スタイルができる。これはとても魅力的です。
でもレンズ交換できないですからね。これがやっぱり一番のネックかな。候補の3つの中ではセンサーサイズも小さく、画質もやや劣るところはあるでしょうし。あと液晶が微妙。2.8インチの46万ドット。他2機種に比べると見劣りを感じる。でもタッチパネルなし、チルトなし。Wi-Fiもなしです。
価格はネット最安値で5.1万円。た、高い…この金額出すならGM1かなぁ…



水族館にて。構図はひどいけどこうやって見るとiPhoneもなかなかやるじゃん。
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ミラーレス機がほしい、と言いつつ、ミラーレス機を使う際のあの独特なカメラの構え方が私にはあまり向いていないような気がするのです。
一眼レフは右手でシャッター、左手でレンズを支え、おでこでカメラを支える、とても安定した構え方になります。逆にコンデジくらいまでカメラが小さくなれば、両手で構える必要もなく、片手でスイッチを入れ、片手でズームし、片手でブレもなく撮り、片手でスイッチを切る、というお手軽動作ができちゃいます。
その点ミラーレス機。
右手でシャッター。左手でレンズを支える。そして、液晶を目線の高さに。これ、安定しないんですよね、なかなか。私の手が震えすぎなんでしょうか?アル中?

結局いろいろ考え出して、答えの出ない深い沼にはまって抜け出せなくなってしまいました。数日間通ったのに何も決まらず…
この沼からすくい上げてくれたのは意外な人物なのでした。長くなりましたので次回へ続く…





文字ばかりだとさみしいと思い途中ではさんだ写真のせいでなんか余計カオスなことになってますね(-_-;)