Tag und Nacht

写真、日常、ときどき旅

2015年手帳選び

スマホ全盛期の昨今、スケジュール管理はデジタルで行う方も多いと聞きますが、アナログ人間の私にとって紙の手帳に勝るものはありません。
今使っている手帳が3月までなので、そろそろ新しいものを買わないといけない。
カメラと同じくらい文房具にもこだわるので、毎年手帳選びにはかなり時間がかかります。
さあどうしよう。


スケジュール帳自体は高校生の頃から毎年欠かさず使っています。
最初に買ったとき学生だったので、わかりやすいように4月始まりのもの。
以来毎年3月頃に手帳の買い替えが発生します。
大学2年生まではマンスリーだけの簡易なものを使っていたのですが、就活を機にスケジュール管理だけでなく日々の記録をつけよう、と1日1ページのものを導入することに。

そんなわけで、2011年度用にほぼ日手帳を購入。
そのまま惰性で2013年度分まで3冊使いましたが、どうもしっくりこなかった。
ひとつは紙が薄すぎること。私は筆圧が強いうえに、ペン先の細いボールペンを使うので、穴が開いてしまったりすることが多々あります。
もうひとつは、やたらとカラフルな、なんと言うか、目に情報過多なデザインになんとなく馴染めないということでした。

そんな中、ちょうど2014年度の手帳を探していたところ見つけたのがMark's のEDiTというもの。
これもほぼ日と同じく1日1ページ、デザインがシンプルで、紙の厚さも程よい感じ。
見つけた瞬間即決しましたが、あれから1年。
EDiT、とにかく大きい。
ほぼ日のオリジナル(文庫本サイズ)ですら邪魔に感じることが多々あったのに…
ちなみにほぼ日はカバーをつける前提なのですが、そのカバーが結構大きくて邪魔なんです。
「大きい→ちょっと持ち歩くことをしなくなる→使わなくなる」
の負の連鎖に陥ってしまうと、1日1ページが仇となります。
せっかくいいものを買っても使っていないページが大半。
ほぼ日のときは、セットのカバーを使うのを辞め、普通の文庫本カバーに変えることで幾分携帯性は改善されたのでまだよかったのですが、EDiTは、ほんとに、1年のうち1ヶ月分くらいしか活用できていないと思う。本当にもったいない。

もったいないついでに、ページ余りまくりのEDiTを活用して、来年同じ過ちを犯さぬよう、私が求めているのはどんなものか?を再確認してみました。ざっとこんな感じ。
  1. 用途:スケジュール帳兼ライフログ兼アイデア帳兼日記帳。要するになんでもノート。マメな性格ではないので、鞄にぽんと放り込んでおいて、いつでもなんでも書き留められるようにしたい
  2. 大きさ:上記と同じ理由から、私の使うどの鞄にでも入ること。文庫本サイズくらいまでが許容範囲。
  3. 中身:シンプルであること。あくまで自分用の覚書なので余計な情報はいらない。地下鉄路線図なんかも今時はスマホで一発なので不要。とことん「自分専用なんでもノート」に特化させたい。
  4. デザイン:シンプルなこと。どこでも出せるような、ゴテゴテしてないデザイン。
そもそも1日1ページというところからして選択肢が少ないので、ノートを買って適当にカレンダーでも貼って、あとのページを自由に使えばいいんじゃないかとも思いましたが、色々考えてやめました。
私のようなずぼら人間がわざわざ貼るという作業をするのか甚だ疑問です。
そして、やっぱり1日1ページにこだわりたい。というのもまた私のずぼらさに起因しているのですが、毎日書くようなマメな人間じゃないけど、後から思い出したように日記をつけたりすることも多々あるんです。
それを考えると、毎日のスペースを確保されている、というのが重要なのです。
やっぱりほぼ日かEDiTか。
EDiTは大きいからほぼ日にするか。Hobonich Plannerという英語版商品が出ていて、デザインはシンプルみたいだし、これにしようか。けどほぼ日は紙がなぁ…
それなら自分で1日1ページで日付を書き込もうか、でもそれも面倒だなあ…
とネットで色々調べていて目に留まったのがモレスキン
ちょっとお高いノートという印象しか今まで持っていなかったのですが、どうもモレスキンにも1日1ページの商品があるらしい(デイリーダイアリーとかデイリープランナーというらしい)。
気になったので早速実物を偵察し、最終的に気に入ったので買ってきました。


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というわけで、モレスキン。長らくの4月始まりとはお別れし、1月始まりで心機一転です。
今年もすでに1ヶ月半経ってしまいましたが、まあなんでもノートなので適当にぽつぽつ使います。
ちなみにモレスキンにも様々な種類がありますが、私はソフトカバーのポケットサイズを選びました。
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このポケットというサイズ、ちょうど片手にすっぽり収まるくらいの大きさです。
ラージはとても大きいです。EDiTなんて比じゃないくらい。

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ソフトカバーとハードカバーは表紙の違いです。個人的には表紙が折れ曲らないのが好きではないので、ソフトカバーにしました。普段小説を買うときに単行本ではなく文庫本を買うのも同じ理由。

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なんか品質管理がどうのこうの、ということが何カ国語かで記載されたものと、品質管理のID?のようなもの。何に使うのかよくわかりません。

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シールが付いています。が、これ、なんと言うか、結構安っぽい…
多分つかわないだろうなぁ。



せっかくなので比較してみました。

ほぼ日。
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カバーありだとこんな感じ。
ちなみにカバーは3種類持っていますが、このカバーは2013年のときに買ったものだった気がする。

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カバーを外した状態のもの。これは2013年4月始まりのものです。
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中はこんな感じ。月ごとに印刷の色が変わるので、パラパラめくるとなんだかカラフルです。
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祝日にはこのように文字が入ります。これがまた私には馴染まない。

今使っているEDiT。
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色はオレンジです。
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中のシンプルさはとても好きなんです。
もう少し小さいサイズが出てくれれば…
ちなみにスマホサイズのかなり小さいものならありますが、これは逆に書き辛そうなので却下。

大きさ比較。
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モレスキンとほぼ日(カバーあり)

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モレスキンとほぼ日(カバーなし)

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3つ重ねてみました。
EDiTの大きさが一目瞭然。
ほぼ日とモレスキンはほとんど同じくらいだけど、モレスキンの方がやや小さいです。

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厚さ比べ。
上から、モレスキン、ほぼ日、EDiTです。
厚みはモレスキンが一番あります。



色々調べてみていたら、さすがと言いますか、伝統のあるモレスキン愛用者がたくさんいて、みなさん様々な使い方やカスタマイズをしていらっしゃいます。すごいなぁ。
まぁ私のはあくまでなんでもノートなんですけどね。雑記帳。